先日収穫して種取りをした搾油用ひまわりの種。1週間以上しっかり乾燥させましたが、よく見ると中にはゴミや未熟な種が混ざっています。そのままでは搾油することができないので、選別作業を行いました。
ここで登場するのが、昔ながらの木製の道具 「唐箕(とうみ)」 です。知人から譲り受けたものも含めて全部で3台ありますが、実際にまともに稼働するのは1台だけでした。

唐箕は、風の力でゴミや実の詰まっていない軽い種を飛ばし、よい種だけを選び分ける道具です。右手でハンドルを回すと内部の羽根車が回り風が送られ、左手で落とす種の量を調節するレバーを操作します。まさに人力で操作するシンプルな仕組みですが、昔の人の知恵の確かさに改めて感心させられます。


一度の作業で完全に分けられるわけではなく、手前にたまった種にもまだゴミや軽い種が混ざっているため、何度か繰り返してようやくきれいになります。結果的に、初めの量の 7~8割ほどが良質な種 として残りました。

選別した種は、さらに数日間天日で干して仕上げ、搾油業者に依頼します。地道ですがとても大切な作業。次のひまわり畑を思い描きながらのひとときでもあります。