2025-01-01から1年間の記事一覧
朝晩の冷え込みが感じられるようになり、畑のまわりでも紅葉がきれいに色づいてきました。ただ、今年の夏は異常なほどの猛暑が続いたためか、葉がところどころ痛んでいるのが目立ちます。気温や日照りなど、夏の天候も秋の色づきに大きく影響するのだと実感…
今年も里芋の収穫を迎えました。栽培したのは「大野芋」と「絹ひかり」です。どちらも“かしら芋”はやや小ぶりでしたが、そのぶん“小芋”がたくさんついており、手ごたえのある収穫となりました。煮物にすると、とろりとした口あたりが最高です。 芋の茎を干し…
今年も干し柿作りの季節がやってきました。我が家では毎年「蜂屋(はちや)柿」と「西条(さいじょう)柿」を使って干し柿を作ります。どちらも渋柿ですが、寒風にさらしてゆっくりと乾かすことで甘みが凝縮し、格別の味わいになります。 使用する柿と特徴 …
この秋、初めて玉ねぎの栽培に挑戦しました。植えたのは中生の「アトン」と晩生の「ケルたま」「もみじ3号」、そして中晩生の「ネオアース」です。 最初に「アトン」「ケルたま」「もみじ3号」をそれぞれ40本ずつ定植し、その後にネオアースを250本植え付…
近年、全国的に熊の出没が増えており、住宅地においてもその影響が深刻になってきました。私の住む地域でも、近所で熊の目撃情報が相次いでおり、農作業をしていてもどこか落ち着かない気持ちになります。山間部だけでなく、集落のすぐそばまで降りてくるこ…
秋晴れの空の下、コスモス畑が一面に咲き誇っています。これまでも何度かコスモスの様子を紹介してきましたが、今回は特に太陽の光を背にした姿がとても美しく、思わずカメラを向けました。青空に向かって咲くピンクや白の花びらが風に揺れ、秋の爽やかな空…
先日は、つるにできたむかごをたくさん収穫し、調理しておいしくいただきました。むかごを楽しんだあとは、いよいよ本体の収穫です。 4月に定植したとろろ芋(掘りやすい短形の「ねばり芋」と、太くて短い形が特徴の「姫神芋」)を掘り上げました。 ねばり…
先日、ザクロの実が熟したことを記事でご紹介しました。その時は実の数が少なかったため、今年は鑑賞で楽しむつもりでいました。 しかし、その後せっかくなので少しだけジュースにして味わってみようと思い、収穫したザクロを使って手作りジュースを作りまし…
電線に枝がかかってしまっていた栗の木と柿の木が伐採されました。安全のため、電線に接触していたり、接触しそうな樹木は電力会社の方が巡視の中で伐採することになります。 伐採されたのは栗の木が7本、柿の木が1本。どちらも植えてから数十年が経っている…
10月も半ばを過ぎ、朝晩の冷え込みが感じられるようになりました。畑の作物たちも、秋の気配とともにそれぞれの表情を見せています。 ジャンボピーマンの収穫が続いています わずか2本しか植えなかったジャンボピーマンですが、長い期間にわたって実をつけ…
今年は長芋を栽培しているのですが、その副産物として「むかご」を収穫することができました。 むかごは、長芋や自然薯のつるの途中にできる小さな球状の芽(肉芽)のことで、地面の下にできる芋とは違い、茎の途中にポツポツと実るのが特徴です。 子どもの…
イチジクの収穫をしていたときのことです。ふと葉の上に見慣れない模様の生き物がいるのが目に入りました。羽には複雑な模様があり、思わず写真を撮りました。後で調べてみると、それは「ヒトリガ」の仲間であることが分かりました。 撮った写真を見ると、ど…
今年初めて挑戦したサツマイモの収穫を行いました。栽培したのは「紅はるか」と「紅あずま」と「鳴門金時」の3品種です。 まずは収穫前の畑の様子から。つるが一面を覆い尽くしていて、どこにさつまいもがあるのか分からないほど。つるの始末にかなり手こず…
庭のザクロの実が大きく育ちました。背景の青空に映える赤い実がとても鮮やかで、秋の訪れを感じさせてくれます。 今年はかなりの枝を剪定したため、実の数は少なくなりましたが、その分ひとつひとつがしっかりと実っているように感じます。 風に揺れるザク…
コスモスが咲き始めました 8月上旬に播種したコスモスが、約2か月を経てようやく花を咲かせ始めました。背丈も1mを越え、畑の一角がふんわりとしたピンクや白の彩りに包まれています。まだ咲き始めですが、日ごとに花数が増えてきており、もう少しすると…
先日、ポップコーン用のとうもろこしを収穫してしっかり乾燥させましたが、いよいよその実を使ってポップコーン作りに挑戦してみました。 まずは、乾燥したとうもろこしの実を取り出します。粒を取る作業には、昔から使っている金属製の道具が大活躍。これが…
収穫した完熟イチジクを使って、とてもシンプルな一品を作ってみました。砂糖や蜂蜜などの甘味料は一切使わず、イチジクが持つ甘みと香りだけを生かしたレシピです。 材料 完熟イチジク … 適量(好きなだけ) 作り方 イチジクの皮を剝く 完熟したイチジクは…
ひまわり畑の役目が終わった後、次は春に向けてアブラナの播種を行いました。使用したのは、なんと50年ほど前から使っている古い種まき機械。長年の相棒ですが、撒く量の調整がなかなか難しく、結局最後は手で播種することにしました。 春に畑一面に黄色い花…
イチジクの収穫が本格的に始まりました。 イチジクは追熟しない果物です。収穫後に甘さが増すことはなく、木についている間に完熟したものだけが本当においしいイチジクになります。そのため、熟し具合を見極めて、ちょうどいいタイミングで収穫することがと…
今年収穫した栗を使って、モンブランケーキを作ってみました。栗の甘さをしっかり感じられる、シンプルでやさしい味わいのモンブランです。 作り方の手順をレシピ形式でご紹介します。 材料(マロンクリーム約4~6個分) 栗 … 正味500g(皮と渋皮を取り除い…
先日収穫して種取りをした搾油用ひまわりの種。1週間以上しっかり乾燥させましたが、よく見ると中にはゴミや未熟な種が混ざっています。そのままでは搾油することができないので、選別作業を行いました。 ここで登場するのが、昔ながらの木製の道具 「唐箕…
いよいよイチジクの収穫シーズンが近づいてきました。今日は、その前の大切な作業として イチジク畑の草刈り を行いました。 まずは、これまで長年使ってきた 古いロータリーモア を使って、小さな畑や傾斜が多い畑を刈っていきました。わずか1か月でここま…
今年はじめて挑戦したポップコーン用とうもろこしを収穫しました。品種は「イエローポップ」と「マルポップ」の2種類。所々、鳥や虫に食べられてしまったものもありますが、それでも全体としては十分な量が収穫できました。 収穫した時点で、実はすでにしっ…
秋の味覚といえば栗。今年も収穫の季節を迎えました。 栗拾いの前には、まず栗畑の下草を刈っておきます。地面に落ちた栗が草に隠れてしまうと拾いにくいため、収穫前の大事な準備です。刈り終わった畑に入ると、イガがあちこちに落ちていて、秋の訪れを実感…
緑肥として育てたひまわりを刈り取りました。ひまわりの根は地中深くまで伸びて土をほぐし、有機物としてすき込むことで肥料にもなります。まさに「土を耕す植物」です。 緑肥のひまわりとは? 今回刈ったのは、搾油用ではなく餌用の種を播いたひまわり。丈…
畑いっぱいに咲いたひまわりの花も、すっかり重たく実り、花首が垂れ下がってきました。いよいよ搾油用ひまわりの種の収穫です。 鎌で一つずつ刈り取り 使用したのは、稲刈り鎌のようなギザギザのついた鎌。ひまわりの茎は意外に太くて硬いので、刃をしっか…
栗 ~早生の丹沢(たんざわ)と晩生の銀寄(ぎんよせ) 我が家の栗畑では、主に 早生品種の丹沢 と 香りや甘味の強い銀寄 を栽培しています。かつてはもっとたくさんの木を植えて出荷していましたが、 栗拾いの大変さ から本数を減らし、今は無理のない規模…
畑や庭先に咲く花々が、真夏の陽射しを受けて色鮮やかに輝いています。今回は ハツユキソウ、オシロイバナ、アメリカフヨウ の3種類をご紹介し、最後にひまわりの種の収穫時期が近づいている様子をお届けします。 1. ハツユキソウ(初雪草) 白い斑入りの葉…
草刈りと除草剤の使い分け 収穫作業をスムーズにするため、 栗畑や柿畑の下草は定期的に刈り取ります。ただし、ところどころ 大きな石やコンクリート片、木の切り株などがある場所 では、無理に刈払機や自走式草刈機を使うと刃を痛めてしまうため、 あらかじ…
コスモスの芽が順調に成長中 先日播種したコスモスが、無事に芽を出して順調に育っています。大雑把に手蒔きしたにもかかわらず、きちんと芽を出してくれる生命力には驚かされます。ちらほら雑草も見え始めていますが、これから元気に育ち、雑草に負けないで…