FarmerZen’s blog

田舎暮らし、農業奮闘中!

🌼花と芽吹きに出会う一日

 春の暖かさに誘われて、畑の様子をゆっくり見て回りました。今年はどの植物も動き出しが早く、あちこちに春の気配が広がっています。

 まず目に入ったのは、咲き始めたアブラナの花。まだ一面が黄色に染まるほどではありませんが、少しずつ花を開き始めています。これが満開になる頃には、畑が明るい黄色のじゅうたんのようになるはず。今からとても楽しみです。

 少し歩いてイチジク畑へ向かうと、思いがけない発見がありました。なんと、つくしが一角にまとまって群生していたのです。これまであまり気にしていなかったのですが、同じ畑の中でも生えてくる植物に偏りがあるのは不思議なものです。土の状態や日当たり、湿り気の違いが関係しているのかもしれません。

 さらに足を延ばして、休耕田脇の用水路へ。そこには春の味覚、セリが顔を出していました。独特の強い香りと、ほろ苦さが特徴で、毎年この時期になると食べたくなる山の恵みです。自然の中で育ったものは、やはり力強さが違いますね。

 そのすぐそばの畑では、ひときわ目を引く植物が。バイモ(アミガサユリ)が十数本、静かに咲いていました。うつむくように咲く独特な形と、やわらかな色合いがとても可愛らしく、思わず足を止めて見入ってしまいます。

 最後に竹林へ向かい、つるを切る作業を終えたあと、地面に目をやると——そこには小さなタケノコが顔を出していました。ほんの少し目を離しただけで、こうして姿を見せてくる生命力には驚かされます。

 こうして見て回ると、同じ土地の中でも、それぞれの場所にそれぞれの春があります。そして今年はどの植物も、昨年より一歩早く季節を進めているように感じます。

 これからさらに暖かくなり、畑の景色も日ごとに変わっていくでしょう。満開のアブラナ畑や、次々と顔を出す山菜たち——これからの変化も、しっかり記録していきたいと思います。