農作業用ハウスの中で乾燥させていたアブラナの種を収穫しました。
刈り取ったアブラナはしっかり乾燥し、種も十分に熟したようです。ブルーシートの上でアブラナを踏んだり、たたいたりしながらサヤを割り、中から菜種を取り出していきました。

本来であれば、ブルーシートの上にたくさんの菜種が広がる様子も写真に収めたかったのですが、夢中で作業を進めてしまい、撮影するのをすっかり忘れてしまいました。
今回は、秋に播種するための種を確保できれば十分と考え、ごく一部のアブラナだけを刈り取って乾燥させていました。それでも、実際に収穫してみると約12kgもの菜種が集まり、とても驚きました。

搾油を目的とする場合は、細かなゴミや茎の破片などを丁寧に取り除く必要がありますが、今年は播種用として使用する予定なので、選別作業はここまでとしました。このあと、ござの上に広げてさらにしっかり乾燥させます。
収穫した菜種をよく見ると、十分に熟したものは黒くつやがあり、赤みのある種はまだ未熟なことが分かります。小さな種ですが、一粒一粒に来年へつながる命が詰まっているように感じます。

もし今回収穫した約12kgの菜種を搾油すると、品種にもよりますが搾油率はおよそ25%前後といわれています。計算すると、採れる菜種油は約3kgほどになります。
こうして考えると、普段何気なく使っている菜種油が、たくさんの菜種からほんのわずかしか採れない、とても貴重なものだということがよく分かります。
今年の秋には、この収穫した菜種を播いて、来年も一面に広がる黄色いアブラナ畑を楽しみたいと思います。