昨年よりも暖かい日が続いているせいか、わが家のまわりでも春の訪れを告げる草花がすでに顔を出しました。
雪が残る景色の中に、ぽつりぽつりと見える小さな命。その姿を見つけると、長い冬の終わりを実感します。今回は、春を知らせてくれた草花たちをご紹介します。
🔵オオイヌノフグリ

畑の土手に広がる、澄んだ青い小さな花。オオイヌノフグリは、春の野原を代表する存在です。直径1センチほどの可憐な花ですが、よく見ると繊細な筋が入り、とても美しい色合いをしています。
まだ冷たい風の中でもしっかりと咲く姿は、たくましさを感じさせてくれます。しゃがみ込んで眺めていると、春がすぐそこまで来ていることを教えてくれているようです。
🟡 福寿草

雪解けの土から、まるで太陽のような黄色い花を咲かせるフクジュソウ。「福」と「寿」の字を持つ、なんとも縁起の良い名前の花です。
光を受けると花びらがきらきらと輝き、春の喜びを全身で表しているように見えます。まだ周囲に緑が少ない時期だからこそ、その鮮やかさがひときわ目を引きます。
🟢フキノトウ

そして、春の味覚としてもおなじみのフキノトウ。落ち葉の間から顔を出した姿を見ると、「今年もこの季節が来たな」と感じます。独特のほろ苦さは、まさに春の味。
天ぷらやふき味噌にしていただくのも楽しみのひとつです。
長い冬を越えて、小さな花たちが静かに春を知らせてくれました。これから農作業も本格的に動き出します。
雪国の春は一気に駆け足でやってきますが、その前触れとなる草花たちの姿を、今年もこうして見ることができてうれしく思います。