秋晴れの空の下、コスモス畑が一面に咲き誇っています。これまでも何度かコスモスの様子を紹介してきましたが、今回は特に太陽の光を背にした姿がとても美しく、思わずカメラを向けました。青空に向かって咲くピンクや白の花びらが風に揺れ、秋の爽やかな空気とともに農作業の疲れを癒してくれます。

そして、畑の一角では干し柿用の柿が色付き始めました。品種は「蜂屋(はちや)柿」で、渋柿として知られています。この柿はそのままでは渋くて食べられませんが、皮をむいて吊るし、じっくりと乾燥させることで甘くやわらかい干し柿になります。
日ごとに色が深まり、オレンジ色の実が枝いっぱいに下がる光景は、まさに秋の風物詩です。

コスモスの鮮やかな花と、柿のあたたかな色合い。どちらも秋を代表する風景であり、自然の美しさを感じる瞬間でした。写真を撮りながら、秋の澄んだ空気と太陽の光のありがたさを改めて感じました。
秋の畑は、花も実もそれぞれの色で季節を彩ってくれます。もうすぐ柿の収穫が始まり、干し柿作りの季節になります。秋晴れの日が続くことを願いながら、これからの作業も楽しみにしています。