こんにちは。今日は、イチジクの芽かき作業を行いました。
イチジクはこの時期になると、枝からたくさんの新芽が出てきます。そのまま放っておくと、栄養が分散してしまい、一つ一つの実が小さくなったり味が落ちたりしてしまいます。そこで行うのが「芽かき」です。これは、不要な芽を間引いて、果実にしっかり栄養が行き渡るようにする大切な作業です。


また、木の根元からも新芽がどんどん出てくるため、そちらも剪定します。ただし、枯れて芽が出ていない幹がある場合には、根元から出た新芽のうち1〜2本を選んで将来の幹として育てることもあります。植物の成長を見極めながらの作業なので、慎重さと経験が必要です。
この芽かき作業、実はとても大変で、1本1本手作業で見ていく根気のいる作業です。長時間しゃがんだ姿勢が続くため、腰や膝にも負担がかかります。
※まれに、🐍ヘビが潜んでいることがあるので注意しながら作業を行います。


そんなときに活躍してくれるのが、農作業用の草取り椅子。私は、お尻のところにソフト素材の腰掛がついていて、そのまま歩いて移動できるタイプを使っています。これがとっても便利!お尻が痛くならないし、立ったり座ったりの動作も少なくてすむので、作業の負担がだいぶ軽くなりました。
イチジク栽培に限らず、農業はこうした地道な作業の積み重ねがとても大切です。派手さはないかもしれませんが、こうして手をかけた分だけ、美味しい実りが返ってくる——それが農業の魅力だと感じます。