FarmerZen’s blog

田舎暮らし、農業奮闘中!

家のまわりに咲いた季節の花たち

 今日は、我が家のまわりに咲いている季節の花を4種類ご紹介します。
 畑や庭の手入れをしていると、ふと目にする花に季節の移り変わりを感じます。今年は特に色とりどりの花たちが咲いてくれて、気持ちも明るくなります。

 金平糖のような花「カルミア

 カルミアは、ツツジ科の常緑低木で、かわいらしい星形の花を咲かせます。つぼみはまるでピンクの金平糖のよう。開くと折り紙のような五角形の花びらが広がります。

 我が家では5月の終わりごろから咲き始めました。丈夫で手がかからず、毎年元気に花をつけてくれます。

📌 注意点:カルミアには毒があります
 葉や花、枝などすべての部分にグラヤノトキシンという有毒成分が含まれています。
誤って食べると嘔吐やめまいなどの症状を起こすことがあり、特に小さなお子さんやペットがいる家庭では注意が必要です。
 観賞するにはまったく問題はありませんが、剪定や手入れの際は手袋を使うのがおすすめです。

カルミア

清楚で愛らしい「マーガレット」

 「好き、嫌い……」の花占いでもおなじみですね。白い花びらに黄色の中心が、まるで笑っているかのよう。まとまって風にゆれる様子がまた優しくて、見ていると心が和みます。
 マーガレットは日当たりが良ければよく育ちますし、咲き終わった花を摘んであげればどんどん次の花が咲いてきます。

マーガレット

明るさを運ぶ「カリフォルニアポピー

 こちらは少し珍しい?かもしれません。カリフォルニアポピー、和名でハナビシソウとも呼ばれます。まるで太陽のかけらのようなオレンジ色の花が、畑の縁で元気に咲いています。

 この花、朝になると開いて夕方になると閉じるんです。まるで「おはよう」と「おやすみ」を言ってくれているみたいで、ちょっとした癒しになっています。

 暑さや乾燥に強く、ほぼ放ったらかしでも毎年こぼれ種で咲いてくれるのも嬉しいところです。

カリフォルニアポピーハナビシソウ

神秘的な「ジギタリス

 最後にご紹介するのが、背の高い花穂を立ち上げるジギタリス。別名「キツネノテブクロ」とも言い、細長い筒形の花が縦にずらりと並ぶ姿は本当に存在感があります。

 白やピンク、紫など色も豊富で、内側の斑点模様が特徴的で、おとぎ話の世界に出てきそうな雰囲気です。

 ただし、この花には毒性があるので、小さなお子さんやペットがいる方はご注意を。
昔は心臓の薬の原料にも使われたそうです。

ジギタリス

最後に

 どの花も、それぞれに個性があって、庭や畑まわりを彩ってくれています。
 農作業の合間にふと花に目をやると、疲れがふっと軽くなるような気がします。