最近、「ネギを混植するとよい」という話を耳にしました。そこで、今年はナスやトマトの苗の間にネギを植えてみることにしました。
ネギがどう作物に影響するのか?どんな効果が期待できるのか?今回は、ネギの混植について紹介してみたいと思います。
ネギを他の野菜と一緒に植える「混植」は、昔から家庭菜園や有機農業の現場でよく行われてきた方法です。特に相性がよいとされているのが、ナスやトマトなどのナス科の野菜です。
では、なぜネギを混植するとよいのでしょうか?


ネギの混植による主な効果
1. 害虫の忌避(きひ)効果
ネギ類(ネギ、ニラ、ニンニクなど)は、強い香りを出す成分(アリシンなど)を持っています。この匂いがアブラムシやヨトウムシ、センチュウなどの害虫を遠ざける効果があるとされています。
2. 土壌の健康維持
ネギの根には抗菌作用があり、土壌中の病原菌の繁殖を抑えるともいわれています。
これにより、連作障害の軽減にも役立つ可能性があります。
3. 相互補完の関係
ナスやトマトは根が深く広がるのに対し、ネギは比較的直根性で浅く根を張ります。
根の張り方が違うことで、養分や水の取り合いが起きにくいという利点もあります。
まだ植えて間もないので効果のほどはこれからですが、これからの生育の様子や、収穫の結果がどうなるか楽しみです。
また経過をブログで報告していこうと思いますので、ぜひ見守っていただければうれしいです!