今日は、いちじく畑の草刈り作業の様子をご紹介します。
夏の畑仕事といえば、なんといっても草刈り。雨が降った後は特に草の伸びが早くて、油断するとあっという間に畑が草に埋もれてしまいます。
まずは刈払機で周囲の草を処理


いちじくの木の周囲は、手動の刈払機(肩掛けタイプ)であらかじめ丁寧に草を刈っておきます。これは、その後に使う自走式刈払機での作業をスムーズに進めるためです。
特に丈の低いいちじくの木は、長く伸びた草に隠れてしまいがちで、うっかりすると木ごと刈ってしまいそうになります。慎重さが求められる作業です。
また、地面に石や木の根が出ている場所では、刃が傷んでしまうので要注意。こうした障害物の確認も大切な作業の一つです。
自走式刈払機で一気に!


木の周囲を刈り終えたら、いよいよ自走式刈払機の出番です。この機械、本当に便利!畑全体を刈払機だけで刈るのと比べると、作業時間も労力も段違いです。
ただ、自走のスピードは「低速」と「高速」の2段階のみ。正直、中間のスピードがあれば最高なのに…と思うこともしばしば。高速だとちょっと速すぎて、ついて歩くのが大変なんですよね。乗用が欲しくなります。
そして、自走式はガソリン代がかかるのがややネック。ですが、それを差し引いてもこのスピードと楽さは手放せません。
草刈りは1日で終わる仕事ではありません。栗林や休耕地なども含めると1週間ぐらいは草刈りに費やされます。重労働なのです。
草刈り後の畑は、やっぱり気持ちがいい!
草刈りが終わって畑がすっきりすると、それだけで達成感があります。すっきりした畑を眺めると、なんとも言えず気分が良いんです。
ただし、これから梅雨に入ると草の勢いもさらに増すので、また1か月後には再び草刈りが必要になります。まさに、夏は草との戦いですね。