FarmerZen’s blog

田舎暮らし、農業奮闘中!

【農作業日誌】🌱母とふたりでビニールハウス張り

 今日は、風もなく暑さも控えめ。ビニールハウスを作る作業にはうってつけの日でした。母と二人でビニールをかけることにしました。

今年も活躍、テープ補修で乗り切る!

 このビニール、いったい何年使ったのか…あちこちに穴や破れがあります。新しいビニールも購入済みだったのですが、まだ使えそうなので、テープで補修して今年も使ってみることに。

 パッカーでビニールをパイプに仮留めしながら、少しずつ丁寧にかけていきます。全体を覆い終えたら、左右の長さを調整して、最後はハウスバンドでしっかり固定。風に飛ばされないよう、これがとても大事な仕上げ作業です。

秘策登場!ズックで飛ばすハウスバンド

 ここで登場するのが、我が家の“秘策”、昭和時代の小学校で使われていた上履き用ズック!このズックは、ハウスバンドをハウスの反対側に投げ渡すときの「重り」として活躍しています。(※下の画像の〇の中)

 重りといっても、あまりにしっかりした物を使ってしまうと、ビニールに引っかかって破いたり、反対側の人に当たってケガをさせてしまう心配があります。その点、ズックは適度な重さと柔らかさがあって、ビニールも人も傷つけずに安全に使える、ちょうどいい道具なのです。

ズックが飛んでくる、母との息の合った(?)連携

 ズックの片方にハウスバンドを結び、私は気を使いながらそっと母へ向かって投げます。ところが母はあまり気にしていないのか、時々ズックが勢いよく戻ってきて、私の体に「ボフッ」と直撃(笑)。そんなやりとりもまた、母との作業の楽しいひととき。毎年恒例のビニールハウス作りの作業には、少しの工夫と笑いが詰まっています。

おわりに

 古いものを大切にしながら、今年の作業も無事完了。母と二人で、またひとつ農作業の準備を終えることができました。次は何を植えようか、そんな話をしながら、のんびりした午後を迎えています。

ビニールハウス完成!