FarmerZen’s blog

田舎暮らし、農業奮闘中!

新しい栗の苗木「利平」を植えました

 今年は、電線にかかってしまった栗の木を何本も伐採することになりました。安全のためとはいえ、長く実りを楽しんできた木が姿を変えるのは、やはり少し寂しいものです。

 そんな中、新しい栗の苗木を2本購入しました。品種は「利平(りへい)」。以前から育てていた品種でもありますが、そちらはすっかり老木となり、しかも熊が出る山林にあるため、収穫もできずにいました。

 そこで、今回は家の近くの畑で育てられるよう、新しい苗を購入することにしました。届いた苗木はビニルハウスだったところに仮植えしておきました。本植えはもう少し環境を整えてからになりそうですが、とりあえずはひと安心です。

 利平栗は甘みが強く、ほくほくとした食感が魅力の人気品種。これから数年かけて立派に育ち、また秋の楽しみを届けてくれることを楽しみにしています。

寒空に映える、黄色いスプレー菊の彩り

 黄色いスプレー菊が、寒さの増してきたこの時期でも鮮やかに咲き誇っています。朝露や雨に濡れても花びらはしっかりとしていて、冷たい空気の中で一段と色が映えて見えます。畑の風景が少し寂しくなってくる季節ですが、こうして元気な花が咲いてくれていると、心まで明るくなるようです。

 

🍠さつまいもの熟成が進み、食べごろに

 大量に収穫したさつまいもがしっかり熟成され、甘みがぐっと増してちょうどよい食べごろになりました。今年はとにかく量が多かったこともあり、毎日のようにさつまいも料理を楽しんでいます。

 焼き芋にしてホクホク感を味わったり、天ぷらにしてサクッとした食感を楽しんだりと、手を変え品を変えながら “味変” して飽きずに消費しています。

裏ごしさつまいもが便利すぎる

 今季は新しいチャレンジとして、ケーキ作りにも挑戦してみました。まず、レンジで柔らかくしたさつまいもを裏ごしし、まとめて製菓用の型に入れて冷蔵庫へ。この時砂糖を加えれば羊羹のように楽しめます。この“裏ごしさつまいも”はとても応用が利き、何かと料理に使える便利なベースになります。

■ 簡単おやつ:さつまいもバター焼き

 裏ごししたさつまいもに砂糖を混ぜ、バターを溶かしたフライパンで両面を焼くだけ。外はカリッ、中はしっとりとして、素朴なのに満足感のあるおやつの完成です。

■ 炊飯器で作る簡単ケーキ

 さらに、裏ごしさつまいもに

を加えてよく混ぜ、炊飯器へ流し込み炊飯ボタンを押すだけ。驚くほど簡単に、ふっくらと焼き色のついたケーキが仕上がります。

 クリームチーズも加えると、コクが増してワンランク上の味わいになります。材料を混ぜるだけなので失敗も少なく、手軽に作れるのがうれしいところです。

まとめ

 今年のさつまいもは、焼き物・揚げ物に加えてスイーツ作りにも大活躍。毎日の食卓に変化をつけながらおいしく大量消費ができています。

 これから寒さが増す季節、温かいさつまいも料理は体も心もほっと癒してくれます。また新しいレシピにも挑戦してみたいと思います。

 

 

❄️霜とともに終わったイチジク収穫と、冬支度の剪定作業

 今月上旬に霜が降り、今年のイチジク収穫がようやく終わりました。たくさんの実りを届けてくれた木に感謝しつつ、畑も少しずつ冬の色に変わっていきます。

 いつもは3月下旬から4月上旬にかけて行っていた作業ですが、昨冬は枝折れが多かったため、雪が降る前に剪定を行うことにしました。

 毎回「こんなに短く切って大丈夫かな…」と不安になるほど思い切った剪定になりますが、春になると元気に芽吹いて、夏になると長く枝を伸ばしてくれるのがイチジクの強いところです。来年の生育を楽しみにしながら、枝の整理を進めました。

 秋に彩りを添えてくれたコスモスも花期を終えました。せっかくなので、わずかですが種を採取して来年用に保存しておくことに。実入りしているのか少し心許ないものの、来年また畑の風に揺れる姿を見られたらいいなと思います。

 一方で、アブラナは雪が降る前にここまでしっかり育ちました。この様子なら来春の開花も問題なさそうで、少し安心しています。

 家の周りの雪囲いも大詰め。もう少しでひと通りの準備が整いそうです。冬の厳しさは気になりますが、どか雪だけは勘弁してもらいたいところです。

🥭干し柿のその後の様子 ― 色づきと柔らかさの変化


 干し柿をつるし始めてから、気がつけばもうおよそ2週間が経ちました。この時期になると、オレンジ色だった果実が徐々に茶色へと変化していく様子がよくわかり、秋の深まりとともに干し柿が完成していくのを感じます。

 触ってみると少しやわらかくなってきたので、何度か手で一つずつ丁寧に揉んであげました。干し柿を揉むのは、果肉の水分を均一にして乾燥を促し、よりトロっとした食感に仕上げるため。 中の渋味も抜けやすくなり、甘みが増していきます。昔ながらの手間暇かかる工程ですが、この作業で仕上がりの良し悪しが大きく変わる大事なひと手間です。

防鳥・防獣対策、そして熊の心配も…

 今年も防鳥・防獣のためにネットを張って干しています。以前、2匹の猿がやってきて被害に遭ったことがあったので、少しでも対策をしておきたいところです。
 しかし今年は猿よりも熊が心配です。熊ならネットなど簡単に破いてしまうでしょうし、近くの柿の木に登って実を食べているようなので、正直かなり怖さを感じています。

🌶️唐辛子も色付き、天日干しへ

 畑の唐辛子もほどよく赤く熟したので、こちらも一緒に天日干ししています。そういえば唐辛子の辛味成分である「カプサイシン」は、熊よけスプレーにも使われているそうです。
 自然の恵みと、自然から身を守る知恵が同じ植物から生まれていると思うと、なんだか面白いものです。

 干し柿が食べごろになるまで、もう少し。これからさらに濃い甘みが増していくのが楽しみです。

🥝キウイ収穫と白菜・キャベツの近況

 キウイを収穫しました!昨年より数が多く、しかも大きめの実がたくさん取れて、段ボール箱にいっぱいになるほど。嬉しい収穫です。今はリンゴを一緒に入れて追熟させています。やわらかくなったら食べごろ~ 楽しみです。

キウイの追熟と保存ポイント

  • 追熟方法:未熟なキウイは常温で追熟させます。リンゴやバナナと一緒に紙袋やポリ袋に入れると、これらが出すエチレンで追熟が早まります。毎日硬さをチェックして、指で軽く押して「少しへこむ」くらいになったら食べごろです。

  • 保存:食べごろ(やわらかくなった)になったら冷蔵保存すると追熟が止まり、長持ちします。完熟前の冷蔵は追熟を止めてしまうので避けましょう。

  • 補足:リンゴの品種や状態でエチレンの効果に差があると言われますが、家庭では普通のリンゴで十分効果があります。様子を見ながら毎日チェックすると安心です。

🥬白菜・キャベツの成長状況と結球の心配

白菜(左) と キャベツ(右)
  • 今回定植した苗(10月上旬)は順調に育っています。防虫ネットを隙間なく密閉したため、アオムシ等の被害が全く出ていません。

  • 結球に関する気温について

    • 白菜(ハクサイ):結球に適した日平均気温は概ね13〜15℃程度と言われます。低温(4〜5℃以上)でもゆっくり結球することはありますが、結球の進み方や葉数の確保が重要です。 

    •  キャベツ:結球の適温は約13〜20℃。高温(28℃以上)や非常に低温(2〜3℃など)では結球が鈍ることがあります。現在の夜間で10℃を下回る日が多いと、結球の進行が遅れる可能性はありますが、完全にできないわけではありません。外葉や葉数がそろっているかを見ながら管理していきます。

最後に

 今年はキウイが豊作で、追熟して食卓で楽しめるのが何より嬉しいです。一方で、白菜とキャベツは定植が少し遅めだった分、低温で結球が遅れる心配がありますが、防虫ネットでの虫害ゼロは大きな成功です。今後は霜と低温に備えつつ、葉数や結球の様子を見守っていきたいと思います。

 

🍁秋の彩りと、季節外れのひまわり

 朝晩の冷え込みが感じられるようになり、畑のまわりでも紅葉がきれいに色づいてきました。ただ、今年の夏は異常なほどの猛暑が続いたためか、葉がところどころ痛んでいるのが目立ちます。気温や日照りなど、夏の天候も秋の色づきに大きく影響するのだと実感しました。

ざる菊の見事な咲きぶり

 そんな中、今年の春に道の駅で思わず購入した「ざる菊」が、見事に咲きそろいました。ざるを逆さまにしたように丸くドーム状に花が広がる姿は、まさに“ざる菊”そのもの。どんな色になるか分からないと言われていたのですが、咲いてみると黄色と赤の花が鮮やかに混ざり合い、秋の庭を一気に華やかにしてくれました。

二度目のひまわり

 そしてもうひとつの嬉しい出来事。夏に咲いていたひまわりのこぼれ種から芽が出て、なんとこの時期に二度目の開花を迎えました。季節外れで気温も低いため、丈は短く、花も夏のものよりずっと小ぶりですが、それでも凛とした黄色がとてもきれいです。

 この時期のひまわりは、切り花にして室内に飾るととても長持ちします。外はだんだんと日が短くなり、冬の気配が近づいていますが、この小さなひまわりが部屋を明るくしてくれています。

まとめ

 自然の力は本当に不思議です。猛暑や寒暖差に影響を受けながらも、季節ごとに違った表情を見せてくれます。
 紅葉のやさしい色合い、ざる菊の華やかさ、そしてひまわりの力強さ。どれも今年ならではの風景として、心に残る秋になりました。

里芋の収穫とずいきづくり — 手間をかけて楽しむ秋の保存食 —

 今年も里芋の収穫を迎えました。栽培したのは「大野芋」「絹ひかり」です。どちらも“かしら芋”はやや小ぶりでしたが、そのぶん“小芋”がたくさんついており、手ごたえのある収穫となりました。煮物にすると、とろりとした口あたりが最高です。

芋の茎を干して保存食に

 今年は久しぶりに、里芋の茎(ずいき)も干してみました。ずいきは、表の皮を剝いてから天日に干しますが、そのままだと皮が剝きにくいので、いったん沸騰したお湯にさっと通すのがコツです。湯通しすることで皮がするっと剝けるうえ、皮を剝いても鮮やかな緑色のままなのが不思議です。

 天日でしっかり干すと、やがて薄茶色に変わり、長期保存が可能な食材になります。冬の間、味噌汁や煮物に少し加えるだけで、やさしい香りと歯ざわりを楽しむことができます。

そのまま皮を剝いたもの(左)   湯通ししてから剝いたもの(右)

灰汁抜きは忘れずに

 ただし、里芋の茎には「シュウ酸」が多く含まれており、そのまま食べると舌やのどに刺激を感じることがあります。調理の際は必ず茹でこぼしをして灰汁抜きをすることが大切です。

 市販のずいきにも、「灰汁抜き済み」と「未処理」のものがあります。以前、灰汁抜きしていないものをそのまま調理したところ、のどが痛くなったことがありました。それ以来、しっかりと下処理をしてから使うようにしています。

まとめ

 里芋は芋だけでなく、茎まで無駄なく使えるありがたい作物です。手をかけて干したずいきは、冬場の食卓に季節の香りを運んでくれます。